成人男性が時々みせる子どもっぽい言動に、思わずキュンと母性本能をくすぐられたりすること、ありませんか?
でも、「男っていうのは子どもっぽいものさ」のような開き直りをみせられると、正直あきれてしまうのも事実。
時々だったらいいけど、いつも子どもっぽくて、まるで自分がお母さんのように感じてくると、ついつい「大人なんだからしっかりしてよ!」と不満が出てくるもの。
そんないつも子どもっぽい『お子ちゃま彼氏』を、どのように扱えばいいか、心理学の視点から3つの心得をご紹介します。
●なんで男って子どもっぽいの?多くの男性は、「甘え」や「弱さ」を理性で抑えて生活しています。
これは、 「男らしくあれ」という親や社会の期待を背負って、育ってきた背景によるものだそう。
心理学では「金太郎コンプレックス」なんて呼ばれています。かわいい名称ですね。
「男たるもの、強くあらねば!」。という圧力の中で生きてきた男性は、闘争心、虚栄心、認められたいという欲求が強く出てくるそう。
だから、ちょっとしたことですぐ怒ったり、勝ち負けにこだわって熱くなったり。
女性からみればどうでもいいことで、プライドをかけて戦うような部分があるんですね。
とはいえ、わたしたち女性と同じように、彼らも人間。心の奥底には、誰かに甘えたい、弱さを受け入れて欲しいという願望もあるわけです。
理性と欲求のバランスをとるために、外ではしっかりしていても、心を許した相手には「ありのままを受け入れてもらえる、安らぎ」を求めます。
そういう点から、偉そうに振る舞ってみたり、「褒めて褒めて」といわんばかりに自慢してみたり、わがままをいってみたり・・・。
と、子どもっぽい表現につながっているのかもしれませんね。
●『お子ちゃま彼氏』と上手につきあう3つの心得多くの男性がもっている「子供っぽさ」の秘密を探ってきましたが、それを踏まえて、子どもっぽい彼氏と上手につきあう心得を伝授します!
1)「男のくせに!」は絶対言っちゃダメ
金太郎コンプレックスを抱えているかもしれない男性に、「男らしさ」を押し付けるような発言はNGです。
これは、「見えない敵」と必死に戦っている相手を、背後から斬りつけるようなもの。
女性にはわからない「プライド」の部分ですから、ズタズタにしないであげてください。
2)時には反対の役割を演じてみる
いつも甘えてくる相手には、たまには目一杯甘えてみる。わがままばかりの彼には、かわいいわがままで返してみる。
通常と逆の関係性を味わってみることで、お互いの立場が理解できます。
鈍感な彼が、あなたの気持ちに気が付くきっかけになるかもしれません。
3)より「大人」な方が折れる
多くの男性は、たくさんのプレッシャーの中で成長しています。
「男の子でしょ!」といわれて育つ重圧。これは、わたしたち女性には伺い知れませんよね。
相手の子どもっ
五夜神